2024年1月後半の講演研修報告
1月後半も理事長を中心にひたすら講演や研修に追われていました。まとめて報告します。
1月18日は寝屋川市小中学校の校長先生向けの研修で「こどもの貧困について」話をしてきました。管理職である校長先生にまず校内で「こどもの貧困」への感度を高めて欲しいこと。さらに地域の民間団体と協力して出来ることをこどもソーシャルワークセンターの実践をもとに話しました。
1月24日は高槻市のひきこもり支援ネットワークらいむらいとさんの主催で高槻市内の福祉職員を対象に「ヤングケアラーについて」話をしてきました。重層的支援をはじめ福祉の各領域でヤングケアラーのことはよく話題になっているからこそ具体的にこどもソーシャルワークセンターの実践やヤングケアラーの声を届けました。理事長の学生時代の同級生も来てくれました。
1月25日はこども家庭庁から依頼されている企業から「こどもソーシャルワークセンターのヤングケアラー支援」についてヒアリングを受けました。1時間の予定が30分もオーバーして理事長と担当職員でありヤングケアラー当事者でもある東岡が対応しました。国の施策に生かしてもらえるといいのですが。
1月27日は河内長野市(そういえば寝屋川・高槻と今月は大阪ラッシュ)子ども子育て課主催のヤングケアラー研修会「私たちにできるヤングケアラー支援」に「ヤングケアラーの子どもたちがもとめる本当の支援とは」というタイトルでヤングケアラー支援担当職員の東岡が当事者として講演。センターのこどもたちの声も代弁してます。こちらは昨日、同行した実習生がブログでレポートしてくれているのでぜひそちらも読んでください。
1月28日は日本社会福祉士会「第20回独立型社会福祉士全国実践研究集会」の基調講演で、こどもソーシャルワークセンターの10年を話しました。実は10年前の第10回集会で立ち上げたばかりの事務所のことを実践報告したということもあり、あえて10年にこだわって話をしました。日頃あまり話さない組織のことや経営の話もちょうど組織基盤整備事業にとりかかっていたので報告しやすかったです。
そして本日1月30日は福岡県立大学不登校・ひきこもりサポートセンターの公開講座で「こどもソーシャルワークセンターのほっとるーむ物語」としてセンターの不登校のこどもたちをモチーフにした三人のこどもたちの物語から、不登校のこどもたちにとって地域の居場所の必要性と昨今の不登校対応についての成果と課題を話しました。
ということで社会啓発とセンターの日々の活動資金を稼ぐために年明けからハイペースで講演研修講師をこなしております。多くの会場で講演研修後に寄付箱を置かせてもらいこちらも今月だけで総額10万円近い寄付が集まりました。本当にありがとうございます。なお1月26日から28日に四つ葉のクローバーさんの「みんなのこえきかせてワーク」で幸重・東岡がファシリテーターとしてプログラムをすすめました。この報告はまた別の機会にブログで報告しますね。