こどもソーシャルワークセンターでは、国家資格である社会福祉士を目指す学生の実習を毎年受け入れしています。来週から今年度の実習生が次々とやってきます。地域の独立型社会福祉士事務所、しかもこども若者をメインにしている事業所での社会福祉士実習は全国的にも珍しいため、多様な学びが出来る反面、事前学習などで法制度で決められた福祉施設や相談事業所などの実習イメージが当てはまりにくいという難しさもあります。

その意味で、事前訪問や事前学習の取り組みが大事です。今日は１０年近く実習生を受け入れている岡山の川崎医療福祉大学の実習前協議に、実習指導者である理事長が参加してきました。まずは大学から新カリキュラム二年目となる中での学校として実習プログラムに求めていることについてレクチャーを受けた後に、この夏泊まり実習でやってくる二名の学生と実習計画書にもとづいて実習プログラムづくりを行いました。正直なところ、年間たくさんの社会福祉士養成校から実習を受け入れていますが、ここまで丁寧に学校×実習先×学生で協議を重ねている学校は珍しく、実習先としては出来るだけその期待に応えたいと思っています。

今年度の社会福祉士実習は今のところ、来週からスタートになる京都医健専門学校、中部学院大学、川崎医療福祉大学、佛教大学、龍谷大学、京都光華女子大学の受け入れが決まっています。