インターンのつぶやき

実習1週間を終えて

こんにちは!

8/5~8/28の間、こどもソーシャルワークセンターで実習をする‟はるちゃん‘‘です!

1週間を終えて、こどもソーシャルワークセンターでの実習では、こどもと関わるだけでなく様々な団体とのソーシャルアクションの場に立ち会ったり、夏休みのヤングケアラーや生活困窮家庭への配食活動、市の家庭児童相談室や県の子ども若者部など行政機関への同行やヤングケアラーの専門職研修会にも参加させていただきました。このような場を実際に経験し、ネットワーキングであったり行政や地域との関わり・繋がりの部分でたくさん学ぶことができました。

特にヤングケアラーの専門職研修会では、多職種の方々が集まり意見をききました。例えば、スクールソーシャルワーカーは、相談室を開放し、学生たちが相談しやすい環境作りをしたり、学校の中で、こどもたちの様子を見て、変化に気づき不登校やいじめの予防をしていることを知りました。ヤングケアラーは多くの福祉分野(学校、障がい、高齢)がかかわっていることを学ぶことができました。また、後半のグループディスカッションでは、実習生の自分がグループ内で発言するときには、プロの方に対して学生の目線で「相談窓口の電話番号が書かれているチラシをもらってもそこに相談することは少ないと思います。私は、居場所のスタッフや身近にいる信頼できる人に相談します。」と意見をして、プロのみなさんから受容してもらいました。

先日も、こどもソーシャルワークセンターにこの夏からやってきた高校生の探求授業の一環として「ヤングケアラーを支援する募金活動」を商業施設で行いました。募金活動が行われるまでの過程や、1日目が終わり2日目の作戦会議など貴重な経験をさせていただいてます。募金活動を通しての実習としての一番の気づきは『ヤングケアラーを知っている人、興味を持ってくれる人が多い』ということです。そして、呼びかけや、チラシを配ることで関心を引き、ヤングケアラーについて知ってもらうこともできました。また、この活動を通してヤングケアラーの高校生と話す機会もあり、こどもソーシャルワークセンターはどういう所なのか聞いてみたところ「居場所であり、生活の一部やで」と言っていました。居場所活動をするうえで実際に子どもたちにとってかけがえのない居場所となっていることが本当に素晴らしいことだと思いました。

また、施設を卒業した若者を支援する活動があることも知りました。施設を卒業したら大人やから大丈夫ということはなく、卒業してもなお、ヤングケアラーや施設出身者として悩みを抱え、その後も社会の中で生きずらさに悩んでいる人がいることを知りました。この1週間ですでに多くの経験をさせていただき、学びや気づきがありますが、残りの実習の中でも一つ一つの学びや気づきを大切にしていきたいと思います。