インターンのつぶやき

実習を終えて

実習生のハルちゃんです。実習最終日ということで、約1か月の実習を振り返っていこうと思います。私がこどもソーシャルワークセンターで実習する中で地域との関わりを本当に大切にされているんだということを学びました。なぜそう思ったかというと、以下のことがあったからです。

ある日の実習中、「ピンポーン」とセンターのインターホンが鳴りました。誰かな?と思うとお寺の方でした。お盆のお供え物がいっぱいあるので寄付をしに来てくださったようです。また、別の日にも「スイカ持ってきたよ」と大きなスイカを寄付してくださる方もいました。このような近所との関わりがあることに私は驚いたとともに、とても素晴らしい関係性だと思いました。どのように地域との関係性を作っているのか聞いてみると、センター側から地域のイベントに積極的に参加するなどしてこどもソーシャルワークセンターがどういうことなのか、どんな活動をしているのかを知ってもらう機会を作っているということがわかりました。実際に私も地域のイベントであるお祭りに参加する機会がありました。その中でも、地域の方と親交を深めこどもソーシャルワークセンターがどういうことなのかを知ってもらうことができたと思います。こどもソーシャルワークセンターにとって一番身近な支援者が地域であるからこそ、そのつながりがこれからのセンターの活動にも繋がってくると学びました。

また、子どもとどのように関わっていくのかという所での学びもありました。こどもソーシャルワークセンターの活動は利用者は少人数で、大人の人数は利用者より多く構成されています。そうすることで子どもたちがより自由に自分のしたいことができる、否定されない環境が作られていることも学びました。またそうすることで、子どもたち一人ひとりと向き合える時間が多くありました。この一か月の中で私自身も一人ひとりと向き合うことができました。コミュニケーションをとる中で閉ざされた質問と開かれた質問の使い分けもできるようになったのが一番の成長です。

今回のこどもソーシャルワークセンターでも実習を終えて、たくさんの経験から多くの学びを得ることができました。この貴重な経験を今後に生かしていけるよう、社会福祉士の勉強を頑張りたいと思います。