「ほっ」とるーむ

ボードゲームで深まる仲

居場所活動は、曜日ごとに来る子が決まっています。2学期に入り、予定が変わった子もいたことから、10月から新しい組み合わせの子同士が一緒になった曜日もありました。

火曜日のほっとるーむは、初めまして同士の小学生の男の子2人がやってくることに。2人ともちょっぴり人見知り。でも今までも誰かと一緒に過ごすことは好きな子たちでした🌱

2人が揃う最初の日は、いきなり一緒の空間で過ごせるかな?とちょっぴり心配でしたが、様子見しつつ、スタッフやボランティアも含めてみんなでボードゲームをすると、徐々に打ち解けていったようでした。そして今日も2人がやってくると自然とボードゲームをしようという流れに。

一人の子が「あれやってみたい」と指さしたのはカタンというボードゲームでした。このボードゲームは、それぞれのプレイヤーが違う資材をもっているので、交渉していろんな資材を集めて国を発展させていくというルールです。つまり交渉が必要になってくるゲームです…!

始まると「今もってる○○を△△と交換してほしい」などとさっそく交渉が始まり、自然とこどもたち同士の会話も生まれて、ゲームが進んでいきました。勝ち負けの悔しさもあったようですが、このゲームが終わるころにはすっかり2人の間でコミュニケーションがとれるようになっていたような気がします💭

センターには、スタッフも全部やったことがないほどたくさんのボードゲームが置いてあります。それぞれ、数字を使うもの、戦略が必要なもの、コミュニケーションをとるもの、などなど特徴がありますが、ボードゲームは、ちょっと緊張しながらやってくる子や初めましての人同士などでも、場にいる人同士をつなげる役割を果たしてくれています。これからも2人がどんなボードゲームをどんな風にプレイするのか、楽しみです!