自己紹介
こんにちは。スタッフのあんちゃんこと、鳴橋です。なんだかんだと今年で4年目のソーシャルワーカー職員になります。
普段活動報告のブログはあげていますが、意外とスタッフとして語る記事はこれまで書いてこなかったので、少しどきどきしますが…。今回は簡単に自己紹介をしようと思います。
こどもソーシャルワークセンターの団体紹介ブックにも記載されているのですが、もともと実習生としてセンターに来ていました。が、初めてセンターに訪れたのはそのもう少し前、学生ボランティア団体の視察として来たのがはじまりでした。
教育学部に通っていた大学生時代は、ボランティア活動に明け暮れる日々でした。生活困窮家庭の子、外国にルーツをもつ子、不登校の子、いろんな背景をもつこどもたちと活動の中で出会い、たくさんの時間を過ごしました。いろんな活動をしていたのですが、基本的にどの活動も「家でも学校でもない居場所」をつくることが共通していたので、その頃から今やっているようなことに関心があったんだなあと思います。
そこから、大学卒業後に社会福祉士養成の専門学校に行き、実習先として再びセンターに訪れることになり、縁あって今は職場になりました。
こうして今振り返ると、学生の時から、こどもたちにとってよりよい時間や場を過ごせるようにするにはどんなことができるかな、と新しいことを考えるのが好きでした。
新卒1年目は、「生きづらさを抱える若者たちによるアウトリーチ事業」という大きなモデル事業を中心に走らせていた年でした。新しい事業を試行錯誤しているさなかの年度で、なかなか1年目としてはハードだったなと思いますが(笑)、まさに行き場のない若者が増えてきたというセンターの現状に合わせて事業展開をしていたので、1からつくりだしている感はすごかったです。そんな風に、今関わっている目の前の1人の子に合わせて活動をアレンジできるのがセンターのよさだと思っています。
その事業でも、普段の活動においても、センターではこども若者たちの声を聞きながら一緒に活動をつくっていくことを大切にしています。学生時代から考えていた「よりよくするにはどうしたらいいだろう」「今自分になにができるかな」ということを、今は目の前のこどもたちと一緒に考えながら作り出そうと頑張っています。ボランティア活動と仕事とでは、立場も違い少し変わったところもありますが、あの時からの熱意を忘れず、目の前の子を忘れずに「つくって」いきたいと改めて思います。