みんな今までありがとう!
こどもたちの卒業祝いラッシュが続く中、3月23日(日)はいつもの居場所活動をお休みし、これまで活動を支えてくれたボランティアさんたちの卒業&新生活お祝いを行いました!
今回はまだ学生生活が続くボランティアさんたちと一緒に会を企画し、何が嬉しいかな~とたくさん考えました。「卒業式風にする?」「祝辞とか読んじゃう…?」などと試行錯誤した結果、「やっぱりセンターのボランティア交流の場と言えばタコパ(たこ焼きパーティ)でしょ!なんだかんだあれが一番盛り上がる!」という結論に至り、恒例のたこ焼きパーティを開催しました🐙
卒業するボランティアさんたちには当日までお祝い会の内容を内緒にしていたのですが、「タコパするで~」と声をかけるとみんな大喜び。2年間ほぼ毎月ボランティア交流会を行ってきましたが、やっぱりタコパの楽しさは別格なことを学びました(笑)


たこ焼きを食べ終えておなかいっぱいになったところで、1人のボランティアさんが「サッカーしようぜ!」と一言。「みんなで行こうや!」と声をかけあい、一斉に公園へ。様々な遊びグッズを手にし、出かけていきました。

スタッフが様子を見に行くと、全力でブランコを漕いでいる子、遊具をフル活用して鬼ごっこしている子たち、真剣にバドミントン勝負をしている子たちなど、メンバーの大半が20代とは思えない元気さで走り回っていました✨
「サッカーしようぜ!」の掛け声で、10数人の若者たちが一斉に集まれる…。そんな、人と人とのつながりが織りなす温かい現場を見て、なんだか胸が熱くなりました。また、ボランティアさんたちの子どものような姿を見て、センターに来ている子どもたちが、家ではなかなか出せない「こどもらしさ」をセンターで出すことが出来るのは、一緒に活動してくれるボランティアさんの中にある「子どもらしい部分」のおかげだと強く感じました。
公園遊びから帰った後は、新生活を迎える子たち一人一人を特集したスライドショーの上映。高校生のころから来てくれているメンバーもいたので、成長ぶりにみんなでびっくり😳上映後は、一人一人への思いを込めた「感謝状」を渡しました。
…と、長くなりましたが、今回スタッフが何よりうれしかったのは、普段センターを利用しながら、ピアスタッフとして活動してくれている高校生3名が参加してくれたこと。卒業祝いの前の週、「来週はボランティアさんのお祝いするから、センターお休みやで」と伝えました。すると、「え!ボランティアの○○ちゃんも△△くんも卒業するんやろ?そんなん私だって参加したい」「絶対来れるように調整して連絡して。約束破ったら罰ゲームやからな」と言われ、半ばスタッフが折れる形で参加を了承したのですが(笑)。当日は昼過ぎから集まって、感謝状を作ったり、タコパの買い出しに行ったりと大活躍してくれました。1人の子は、ボランティアさんへ感謝状を渡す大役を担ってくれ、1人1人に心を込めて授与してくれました🌷大勢の場が苦手で途中少しだけ疲れてしまった子も、今日の自分はボランティアさんを楽しませる側であるということを決して忘れず、休憩して落ち着いたらちゃんと輪に戻ってきてくれました。
今回のお祝いを通して、センターに関わってくれる人たちのつながりの強さを改めて感じました。それは、ボランティアさん同士はもちろん、利用している子たちやスタッフとも。「このボランティアさんの新しい門出が祝いたい」と、利用者の子も含めたこれだけ大勢の人が集まれるのは、やはり普段からボランティアさんみんなが、等身大の自分で、みんなと向き合い続けてくれているからなんだと思います。
少なめのスタッフで、大勢のこどもたちと関わっているセンターでは、ボランティアさんの力がなければ活動が成り立ちません。2024年度もこどもたちがセンターで楽しい時間を過ごせたのは、ボランティアさんのおかげです。
ボランティアのみんな、これまで本当にありがとう✨いつでもセンターに帰ってきてね。待ってるよ。(集合写真を撮り忘れちゃいました…💦)