その他活動報告

第1回ボランティア交流会

新年度が始まって半月が過ぎました。今年度も普段の居場所活動だけでなく、ヤングケアラーの子どもたち向けの活動や、若者向けの活動も継続できるよう準備を進めています。

4月20日(日)は、今年度も継続させたい活動の一つである、「ボランティア交流会」を実施しました!今年度第一回目の交流会です。今年度からは、自分がセンターを利用しつつ小学生たちの活動も手伝ってくれている高校生たちが、ピアスタッフとして参加できる交流会にすることにしました。

今回の交流会の最初1時間は、マジメにみんなで考える時間。議題は「活動でのスマホの使い方を一緒に考えよう!~どうする?こどもたちとスマホ~」。

こどもたちと活動する中で、昨年度から度々心配事としてあがっていた、活動中のスマホの使い方。対戦型のゲームが流行っていたり、同世代でもスマホを持っている子と持っていない子がいたり…。ボランティアさん個人のスマホを「貸して!」と言ってくる子どもも少なくありませんでした。スタッフがルールを決めてもよかったのですが、こどもたちと一番近くで関わってくれているのはボランティアさんなので、ボランティアさんに一緒にルールを決めてもらうことに。ピアスタッフも含めてがっつり話し合いをするという時間が初めてだったので、うまくいくのかスタッフはドキドキしていたのですが、みんなが積極的に話し合いに参加してくれたので、方向性のしっかりとした、有意義な話し合いになりました。

ピアスタッフの中には、議題を投げかけた瞬間からうんうん、と頷きながら、自分のこれまでの経験も踏まえて話し合いに参加してくれた子もいれば、「言われたことないからわからない」と素直に言ってくれた子もいました。わからないことを「わからない」と素直に言える、この雰囲気こそがセンターで話し合いをする上でとても大切なことだと思います。変に背伸びをしてしまったり、硬くなってしまうことなく、ありのままの自分の意見を受け入れてもらえる、受け入れてあげられる。そんな環境であるからこそ作り出せる雰囲気があり、「参加している」「ここに居場所がある」という意識を持ってもらえるのだと感じます。

まじめな時間はもちろん大切ですが、やっぱり交流会の醍醐味は楽しい時間なので、話し合いの後はみんなで焼きそばパーティー!デザートにはフルーツポンチも作って、みんなでお腹いっぱいになりました😋

今年度もボランティアさんやこどもたちみんなと活動を作り上げ、センターの活動をさらにパワーアップさせていけたらと思います…!