ネットワーク事業
2025.05.26
子どもの貧困対策議連の視察
今日は子どもの貧困対策推進議員連盟のメンバーが、全国知事会副会長の滋賀県知事三日月さんとの意見交流を県庁で行いました。その後、子どもの貧困対策に取り組む活動の視察ということで、こどもソーシャルワークセンターでの視察も行われました。

センターとして議連のみなさんに伝えたポイントは以下の三点です。
◎貧困の連鎖にあるこどもの支援は長期に渡り若者支援に移行すること(民間に頼る形になっており行政や関係機関側の若者支援へのつなぎが必要)
◎乳幼児や学童期のこどもは自らSOSを出せないからこそ、居場所内でのつぶやきを拾って必要に応じて行政や専門支援につなげることが大事(相談窓口で待っていてもこどもは来ない利用しない)
◎特に困難を抱えて貧困やヤングケアラーによる不登校で義務教育を実質受けられていない、知的や発達に課題があり言語化が難しい思春期のこどもや若者の声に耳を傾けて欲しい(現状では言語化できる能力があるこども若者の声しか届かず、声を届ける機会や手段がない)

今後も国へのソーシャルアクションとして、このような機会を生かしたいと思います。翌日の地元の京都新聞でこどもソーシャルワークセンターへの視察について一文掲載されていました。
