トワイライトステイ

かたくりこ粘土

2階で事務仕事をしていると、大きな声でスタッフを呼ぶ小学生の声。どうしたの~と降りていくと、片栗粉ある?とのことでした。片栗粉なんか何に使うんだろうと思ったら、「片栗粉水に溶かして、その上で走れるやつ…」…あ~!あれね!あのぎゅって握ったら固いけど、ゆっくり触ったらでろ~って溶けていくあれね!とピンときました。

ボランティアさんにも知らない人には難しいながら同じような説明をします…。でもやっぱり伝えるのが難しいので、作ってみたほうが早いね!ということに。幸い,なことになんと1キロの片栗粉があったので、作り放題だ!と大喜び✨

さっそく片栗粉と水の分量を調べようと思ったら、その子は自己流の目分量で入れていきます。割合が重要な気がするけどな…ちゃんとできるかな…と思いながら見ていると、混ぜて触っては片栗粉を足し、触っては足し、とまるで職人のよう!

そしてなんとちゃんとできあがりました!😳 ゆっくり触ると液体のように柔らかいけれど衝撃を加えると固くなっています!あとから調べたら、ダイラタンシー現象というらしいです。また、片栗粉粘土ともいうらしいです。

面白い手触りに小学生はやみつきになり、にこにこしながら何度も触っています。でも、「やっぱりこの上で走ってみたいなあ」と今度はバケツを探し始めました。

いつもボードゲームを収納しているボックスがちょうどいい大きさだったので、今度はそのボックスでもっとたくさんの量の片栗粉粘土をつくることに。「ちょっと置いてみたほうがいいかも」と本当に職人みたいに加減をみながら調整し、今度は大容量の片栗粉粘土をつくることに成功しました!☺

見たかったホラー映画もあったので、それを見ながら片栗粉粘土の上を走るという、なんだかおもしろい光景でしたが(笑) やりたいこと全部できたようでよかったです!「今日はなんか早く時間がおわった気がする」と、大満足ないちにちになったようでした🌱