「ほっ」とるーむ

センターで調理実習をしてみました

様々な事情で、学校に行くことが難しい子のための日中の居場所「ほっとるーむ」。学校に行っていれば本来は授業中の時間帯ですが、必ず勉強!という活動ではありません。とにかくセンターに来て、楽しく、その子らしく活動してくれたら100点!その中で、その子のやりたいことや得意なことがあれば活動に織り込み、またもうひとつ上のステップへつなげていきます。

そんな活動方針から、今回行ったのが「お菓子作り」。元々料理に興味のある子たちが活動に来る日だったので、お菓子作りが得意なボランティアさんをお呼びしてお菓子作りに挑戦してみました。今日のメニューは「シフォンケーキ」。エプロン姿が似合う2人。

気合を入れて始めたものの、メレンゲづくりに失敗…。でも、お菓子作りに失敗はつきもの!気を取り直して再挑戦です。

長時間泡立てたり、焼けるのをじっくり待ったりと根気のいる作業でしたが、無事完成✨

とっても美味しいシフォンケーキができました。2人とも作るのが初めてとは思えないクオリティ。みんなで「美味しい美味しい」と口々に言いながらいただきました😋

学校に行くことが難しいと、家庭科の調理実習にも参加したことが無かったりします。でも、センターに来てもらい、こうして活動することで、こどもたちの中の体験の格差を少しでも埋められたらいいな、と思っています。同時に、スタッフはこどもたちの「やってみたい」をしっかりとキャッチし、こども本人や周囲が、その子の新たな可能性に気づくことのできる活動づくりを続けていきたいと思います。