インターンのつぶやき

あっという間でした

 こんにちは、たいようと申します。6月30日から8日間、センターで大変素晴らしい経験をさせていただきました。子育て経験もなく、年の差も甚だしい私が、子どもたちと接したら良いのだろう、とにかく、笑顔で帰ってほしい、とそればかり考えていました。が、子どもたちの方がすぐに慣れてくれて、受け入れてくれました。センターでは、子どもたちと一緒に晩御飯を食べたり、銭湯に行ったりして、子どもたちとの距離はぐっと縮まりました。

 2日目が終わったときにも書きましたが、センターの雰囲気は本当に我が家以上と言って良いほどの空気が流れていて、実習で来ていることを忘れてしまいそうになる時もありました。まるで何か魔法をかけられたような。それも、スタッフさんやボランティアさんが、何年もかけて作り上げてきたもの、それを壊してはならない、そういった緊張感もありました。他方、スタッフの皆さんは、この8日間が有意義なものになるように、スケジュールを色々と考えて下さり、子どもとの接し方をはじめ、センター設立の経緯や、研修会への出席、関係機関との連携や業務の説明等もしていただき、充実した時間を過ごすことができました。毎日のように届くお菓子や果物の数々だけとってもセンターと地域とのつながりを強く感じることができました。

 誰でもそうだと思いますが、初めての職場での経験、初めて会った上司からもらった言葉、これは一生残り続けるものです。前職での初出勤は、25年以上前のことですが、その時のことは昨日のことようによく覚えています。私はまだ、社会福祉士にもなっていない身ですが、社会福祉士見習いとして初めての「職場」で培った経験は、色褪せることなく私の心に残り続けると思います。

 スタッフの皆様、ボランティアの皆様、こどもたち、短い間ですが、本当にお世話になりました。帰り際の子どもの笑顔が私にとって何よりの報酬でした。今後は、こちらでの実習の経験を糧として、誰のこころにも寄り添うことのできる社会福祉士になって皆さんに恩返ししようと思います。