ヤングケアラー支援

近江八幡での若者イベントに参加してきました!!

ヤングケアラー事業の体験活動で、高校生と実習生、ボランティア、スタッフで、若者支援をしている「U-room」さんのイベントに参加してきました!みんなでお腹を空かせながら移動し、BBQを楽しんできましたー!!!

会場内には、フランクフルトや焼き鳥、餃子の皮ピッザ(ピザではなくピッザだよと教えてもらい、発音練習を何度もしました笑)、お菓子やスイカなどたくさんのごちそうがあり、みんな目を輝かせていました。何かが焼けると「フランクフルト焼けましたー!」や「いるひとー!」と声をけてくれるので、みんな自分の食べたいものが出来上がると、「はーーい!」と返事を̪し取りに行っていました。

私も子どもたちと一緒に、シーチキンやコーン、ベーコンなど何を入れたらおいしいのかなと迷いながら餃子の皮ピッザを作りました。シンプルなのが一番おいしい美味しいと言って、ベーコンとチーズをトッピングしたり、ケチャップよりピザソースが美味しいとこだわりを見せてくれる子どももいました。作ってからは焼けるまでみんなではしとお皿もって、いつでも取りに行けるように構えていました。炭で焼いているため、とっても熱くてなかなか食べることができない子もいれば、「あっつー」と悶えながら食べている子もいました。自分で作った餃子の皮ピッザはとてもおいしかったようで、「また作りにいこ」と食べながら次の具材を考えていて面白かったです。

ヤングケアラーの子どもたちは、イベントに参加することや家族でのお出かけができない家庭もあり、ヤングケアラー支援事業の特別活動が夏の思い出になる子もいます。彼・彼女らの話を聞いて私は、家での居場所がなく、学校がないと弟・妹のお世話、家事など本来子どもが背負うべき責任でないものを背負っている子どもがいることを知りました。そのような状況下にいる彼らにとって今回のように、外に出て、自分の好きなこと、やりたいことができる経験はとても貴重なものであると感じました。センターでの居場所活動では、できることに制限があります。そのため、他の団体と関わること、イベントに参加することを通して新たな出会いを生み、新たな挑戦をすることができます。そして、その機会を提供することができるのが、ヤングケアラー支援事業の特別活動なんだなと改めて実感できました。

また、センター以外の人との関わりの中で、子どもたちの新たな一面を知ることができました。彼はいつも居場所活動では二人で参加していて、どちらかと言えば彼よりももう一人の子の方がしゃべるイメージでした。彼発信で話を進めると言うよりは話しかけたら話してくれると言う感じで、少し人見知りなのかなと思っていました。しかし、今回のイベントでU-roomさんの利用者と初対面にも関わらず、とても楽しそうにお話していました。自分の過去の事や学校で頑張っていることなどを話したり、相手の話を聞いて共感したり、相槌をうっている姿を見て、私は衝撃を受けました。その後彼に、「初対面の人とか緊張しないの?」と聞くと、「初対面だからと言って壁を作るのは相手に失礼じゃない?」と言われ、自分自身はっとさせられました。こんな考え方ができる子なんだなと新たな一面を知ることでき、よかったです。

こどもソーシャルワークセンターではこのようなヤングケアラー支援事業の特別活動を行うためのお金を京都地域創造基金にてクラウドファンディングで募集しております。八月末までに百万円集めることを目標にしています!!!子どもたちが自分らしく過ごせる居場所や、様々な経験・体験を提供するためにご協力よろしくお願いします。

下記のリンク先からお願いします。

つながりを意識したヤングケアラー支援事業|皆の寄付で京都の未来を創る京都地域創造基金 (plus-social.jp)