お知らせ

オレンジリボン映画祭を10月26日開催

昨年度、こどもソーシャルワークセンターでは「日本子ども虐待防止学会滋賀大会」にあわせて、県内で活動するNPO法人四つ葉のクローバーさん、NPO法人Take-Liaisonさんと共にチャリティークルーズの取り組みを行いました。今年度はより多くの人にこども虐待防止の啓発活動に参加して欲しいという願いから、「CFRびわこオレンジリボンたすきリレー」にあわせて、浜大津で「文化活動」によるリレーイベント「びわこオレンジリボンフェスタ」で、こども虐待防止の啓発活動を行うことにしました(もちろん同日行われるオレンジリボンたすきリレーについては、浜大津でのスタートイベントを一緒に盛り上げて、ゴールイベントも現在中継でエールを送れないか調整中)。

その文化活動によるリレーの一つが「オレンジリボン映画祭」になります。こども虐待に関わる三本の映画と各映画と関わりのある仕事に関わるゲストによる上映後のトークショーを行います。

上映する作品の簡単な紹介です。リンク先の予告動画などを視聴するとより作品の良さが伝わると思います。

「On My Way 僕たちは道の途中」は、滋賀県にある自立援助ホーム四つ葉のクローバーやこどもソーシャルワークセンターに関わる若者も協力しているインタビューを中心とした自主短編映画です。虐待を受けて育って施設で生活をした後に社会で懸命に生きている姿が描かれています。

「On My Way 僕たちは道の途中」予告動画

「草津の写真家制作 虐待生き抜く姿 映画に」読売新聞の記事

「やさしい花」は、NHK大阪放送局がこどもを守れキャンペーンで作成したドラマで、若いころに娘を虐待した過去を持つ主婦・友子のマンションの下の階に、幼い男の子を連れたシングルマザーのユカが引っ越してくるところから物語がスタートします。10年前の作品ながら地域の中で、まちの人たちがこども虐待にどう関わることが出来るのか考えさせられます。

「やさしい花」公式ページ(リンク先から冒頭映像が視聴可能です)

「ほどけそうな、息」は、二年前に上映された作品で(滋賀県では今回の上映が初)、新卒で児童相談所に入職して2年目を迎えた児童福祉司のカスミが、精神疾患の母親から赤ちゃんを緊急保護するシーンからはじまります。光があたりにくい児童相談所など行政職員が、こども虐待に向き合う日々の奮闘や葛藤がリアルに描かれた社会ドラマです。

映画「ほどけそうな、息」予告編

今回の「びわこオレンジリボンフェスタ」は、なるだけ多くの人たちに参加してこども虐待のことを考えて欲しいと考えて、思い切って映画の入場料は無料にしています(クラウドファンディングで上映資金集めを頑張ります)。イベントの多い秋の週末ですが多くのみなさんに参加して、こども虐待防止の機運を高めていきたいと考えています。

「びわこオレンジリボンフェスタ」は、文化活動のリレーということで、まだ告知まですすんでいませんが音楽イベント・食イベントも同時開催ですすめています。一緒に「びわこオレンジリボンフェスタ」に参加したいという個人や団体も募集しています。事務局のこどもソーシャルワークセンターまでご一報ください。