

ジョブキャッチ
仕事に就くための最初の一歩
目的
学校を卒業して就職できる若者ばかりではありません。高校中退、不登校などの社会体験不足からすぐに就職が出来ない若者がいます。
ジョブキャッチは若者のおかれた個別事情にあわせて、就労までの準備を行う活動です。まずは規則正しく通ってくる習慣づくり、あいさつやはじめての人と関わる力をセンターに通いながらつけていきます。
やがてセンター内の軽作業から、連携NPOや企業の力を借りて実習や有償ボランティア。そして就労支援に関わる関係機関の力を借りながら就労を目指します。参加者には有償ボランティアとして作業賃金が支払われます。
活動内容
ステップ1
ジョブキャッチを利用している若者たちの中には昼夜逆転生活や生活リズムが整っていないメンバーもいます。そのような若者は、まずは決まった時間にセンターに通うところからスタート。また人と関わることが苦手な若者にはセンターに来るお客さんにあいさつをしたり、お茶出しなどが出来るように経験を積みます。
ステップ2
ただ通うだけ、ボランティアするだけでは就労意欲は沸いてきません。そこでステッ プ1がクリアしている若者には、センターで様々な軽作業(チャリティーギフトづくり や封入作業など)、トワイライトステイや ほっとるーむなどの個別支援プログラムでの有償ボランティアをしてお金をもらうことで就労意欲を高めます。
ステップ3
センター内での職員と通ってくる若者との関係は指導的な関係ではなく、センターそ のものもゆっくりする居場所機能が強いためステップ2までいっても慣れてきて仕事をするための緊張感が生まれません。 そこでこのステージまでくると外での講演会に同行したり、他のNPOで職場体験などを行います。
いよいよ就労へ
ここまできて自信をつけてきた若者は就労につながる関係機関へ足を運びはじめます。この事業をはじめて5年ですが、最近やっとバイトを続けられる若者が少しずつ出てきました。
2020年度実績
20日実施
のべ20人の若者が参加