ボランティア合宿&研修
春休みに入り、こどもたちの通常活動はお休みになり特別活動のみになるため、その合間を縫って、いつもこどもたちの一番近くで関わってくれている居場所ボランティアのみなさんで交流合宿を実施しました!
1日目の夕方は、草津で活動されている「まちの保健室ちむちむ」の脇野さんを講師にお招きし、こどもたちが巻き込まれやすい性被害・SNSトラブルのリスクについてやこどもたちとの距離感のとりかたについての話を踏まえて性教育をテーマに研修をしていただきました。今までのボランティアふりかえりの中でも、思春期のこどもたちと関わる上で、おんぶやだっこをしてほしいとくっついてくる子や突然性的な発言をして反応をうかがってくる子に対してどう接したらいいかわからないと悩む声もちらほらあがってきていたため、今回このテーマで研修会を実施することになりました。
脇野さんからプライベートパーツやこどもの性被害の手口などについて詳しくお話を聞いた後は、ボランティアさん同士で今後の具体的な関わりについて場面を想定しながら意見を出しあいました。やっぱりこどもたちが活動中わーっと楽しく遊んでいるときにはなかなかそういった話はしにくいですが、こどもたち側から話題があがったときや、お風呂・帰り道などじっくり話せるタイミングで伝えていくことが大切だということをみんなで認識することができました。
ボランティアさんには支援職として関わってもらっているわけではないので、普段は自然なかかわりをしてもらっていますが、やはりこどもたちの間近で関わってくれているボランティアさんにはいろんなことを知っていてもらうことで、こどもたちがヘルプサインを出してくれた時にすぐに対応することができます。
2日目はチャリティTシャツ企画について一緒に考えたり、もちろんセンターにたくさんあるボードゲームで盛り上がったり…!途中抜け・合流もしながら、総勢20名弱のボランティア同士で交流を深めることができました!
これからもボランティアさんとも一緒に、こどもたちにとっての居心地のいい・安心安全な空間づくりについて考えていきたいと思います!